あいさつ
今日、学校に着くと何だか明るい気持ちになりました。それは春風のせいでしょうか?それとも卒業する君たちの希望のひかりのせいでしょうか?
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
賢い子に育ってほしいというお父さんやお母さんの厚い思いと、そして先生方、音楽の先生、保健の先生、養護の先生、用務員の先生、事務の先生、給食の調理人さん、そして今年は国際理解教育のもと、ポーランドやトルコ、マレーシア、韓国、中国といった色々な国の先生方のご指導、励まし、温かい支えなど並々ならぬご苦労があり、君たちは今日の日を迎えられました。
今日、君たちが手にするその卒業証書には、みんなの厚い思いがいっぱい詰まっています。その思いをしっかり受け止めて、深く感謝することを忘れてはいけません。ありがとうございましたというお礼を述べて、中学校に進んで下さい。
さて、今年のNHKの大河ドラマ「功名が辻」の原作を書いた司馬遼太郎さんが若い君たちの次のようなことを言っています。
「君たちは大きな未来というものを持っています。そして、君たちはその未来の担い手です。その未来においても今も昔も変わらないものがあります。それは、空気、水、土などの自然があり、私たち人間をはじめとする全ての生き物がその自然に頼って生きています。私たちは空気を吸うことなく生きていけないし、水がなければ死んでしまいます。すなわち私たちは自然に生かされているのです。私たち人間は自然の一部だということを忘れてはいけません」ということが書かれています。
そうです!私たち人間は自然の中で生かされ、人間社会の中で助け合い、力を合わせ、知恵を磨き、より良い社会を築きあげて来たのです。一人の力は小さくても、五人の力を合わせると五倍よりももっともっと大きな力になるのです。
助け合うという気持ちや行動のもとはいたわり、優しさ、他人の痛みを感じると言ってもいいでしょう。私は君たちがこのようなやさしい、思いやりのある人に育ってほしいと思います。そうなることで君たちの未来はもっと仲良く暮らせる時代になっていると思います。君たちの未来が輝かしい未来になるように心からお祈りいたします。
保護者の皆様、本日はおめでとうございます。また、長い間PTA活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。今、皆様の前にいるこの子どもたちを見て、本当に成長したと感慨がひとしおだと思います。この子達はこれからいろいろな経験を積むことでしょう。楽しいこともあれば、悲しいこと、苦しいこともあるでしょう。そしてこの子達が色々な経験を積むことがこの子達の血となり肉となっていくのだと思います。どうかこれからもこの子達の可能性を信じ静かに見守り続けて下さい。そして、私たちも美しい自然と美しい心をいつまでも子どもたちに見せられるように、一緒に励んで行きましょう。
本日はおめでとうございます。



